■お題
日本の労働者の貧困 の実態
今日は、日本の労働者の貧困 若者を絶望に追い込む国 ということで書いていきます。
先日、だいちゃんねる、というYouTubeの動画にハマりました。
独身男性の日々生活するだけの動画ですが、落ち着くといいますか。
見ていて癒されました。
で、はてなブログではその魅力をお伝えしたのですが、
こっちではもう少し踏み込んだお話をしたいと思います。
日本の労働者がいかに貧困になっているか、
そのことがしっかりとわかると思います。
そしてコメント欄を見ればわかりますがそのことに全く気付かず、
ただただ上から目線で応援しているだけの人々に溢れかえっております。
さすがにちょっと踏み込んだ話になるのでこちらの方でお話を書いていきます
孤独な男 休日ルーティン だいチャンネル 動画引用
こちらを見ていただければ分かりますが本当に心が洗われるような気持ちになります非常にオススメです。
■ だいチャンネル の魅力
最近はこのような独身の方々が自分たちの生活などをアップする動画をよく見かけます。
その中でも、こちらのチャンネルは非常に落ち着くそして癒されます。
コメント欄でも書かれていますがやはり、動画の男性の心がきれいであること、
魂が美しいことが見ていてよくわかります。
なので、これほど多くの方が動画を視聴しているのだ、と思います。
しかし非常に違和感も同時に覚えたわけです。
この手取りで暮らさないといけないのか・・・・と
こんな良い青年がまともに暮らせない程この国は貧困なのか、と
派遣のお仕事をされていて手取りが15万円いかないわけです。
癒されるとしか、みなさん書いていませんが、
少し考えればこの状況おかしいんです。
「幸せはお金じゃないよね〜」と、この男性より良い暮らしをしているであろう人々が心ない応援をされています。
本当に彼は幸せなのか?
それは本人にしかわからない、勝手に決めつけないほうがいいのです。
■ 日本の労働者 の貧困
一生懸命働いて、この方、年収200万いかないのではないでしょうか。
これはもう貧困です。
もちろん動画ではそんなことにめげずに、ひたむきに頑張っておるわけでございます。
ただ一番の問題は、
おそらく10年後もこの給料の額は変わらないということです。
つまりこの生活をこの方はずっと続けていかなければいけないということです。
コメントされる方々は、思うに年上の女性が多く息子の姿と重ねているのだと思います。
そして、今はまだ若いから手取りが少ないんだ、それでも一生懸命頑張っている、
と勘違いしてるように思います。
この動画の本質は
独身男性労働者の貧困
を描いていることです。
彼は意識されているかわかりませんが、この悲痛な叫びを動画で伝えているようにも見えます。
このような視点で見ると本当に胸が締め付けられるような思いに私はなります。
私の若い頃の方がまだマシだったのだなとつくづく思います。
動画にはお兄さんも登場されますが同じような境遇のようでございます。
もちろん幸せは人それぞれですからきっと満足した生活をされていると思います。
しかし、私たちが勝手にこの方々を「幸せだ」と断定するのはいかがなものかと思います。
絶対に今の境遇に思うところあるのではないでしょうか。
ずっとこの先もこの生活をしなければいけないのか
という絶望を抱いているのではないでしょうか。
心ない応援が彼を苦しめる
■無責任な応援
なので私はこのチャンネルを見るときは、癒されると同時に貧困男性のドキュメンタリーという側面で見てしまいます。
孤独な男とわざわざつけているとこを見ると、今後も人生が変わっていかない、この先も同じような状況が続くのではないか、というような悩みを抱えているように思います。
無知な視聴者は単純にそれを見て無邪気に応援をしてしまいます。
いつか良い父親になれる、というような無責任な発言もありました。
どうしてこんな無責任な発言ができるのだろうかと思いました。
この年収でどうやって家庭を持つのでしょうか。
残念ですが非常に難しいと思います
そして先ほども言いましたが若いから年収が低いのではなく、年収を低くされて労働者がこき使われているのが現在の日本です。
こうした純粋で口下手な人をいいように、こき使い、使い潰すのが日本という国なのです。
10年後も20年後もお給料は変わりません。
上がったとしてもおそらく僅かでしょう。
実際私の知り合いの派遣業の方に聞いたら10年働いて1円も上がっていないと言っていました。
そうするとすぐに転職しろというような、これまた無責任な発言が出てきます。
そんなことができれば苦労しないんです。
このような純真無垢で心の綺麗な若者が苦しんでいる状況を、無意味に応援することがいかに彼の心を傷つけるかというのも私たちは考えねばなりません。
■まとめ
願わくば今日本で働いている労働者の方々がもっと豊かになって
自分のやりたいことができるような日本になって欲しいと思っております。
もちろん彼のような生き方、少ない年収でやっていける、というのは最強の生き方です。
私もミニマリスト的な生き方を推奨していますから、こうしたお金を使わない生き方というのは憧れるところであります。
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しかし、それを幸せだと決めていいのは本人だけです。
高いところから同情をして「幸せが来るよ」というのは無責任でございます。
私は応援ではなく見届けたいと思っています。
同じ独身男性として
今後もだいチャンネルをしっかり見ていき、
彼の生きた証を記憶しておきたいと思います。