■お題
今日は、反出生主義 子供を育てることは罪なことなのか
ということでお話をさせていただきます。
よくYouTubeを見ると
子供を自慢するが如くな動画が溢れています。
自分たちは勝ち組だ
どうだウチの子供は可愛いだろう
こんな雰囲気が見て取れます。
こうした、子供の意思を無視して再生数を稼ぐ
快楽の果てに作った子供をエゴで使い倒す。
一生懸命、幸せなフリをしている様は滑稽ですらあります。
こうした裏には、夫婦が仲悪かったり、家計は火の車だったりもします。
離婚したらその動画どうするんですかね・・・・
今の時代、子供はリスクでしかありません。
生まれてくること自体苦しいことなので子供を作るということはそもそも罪なのではないか。
男女が好き勝手にセックスをして、その結果、子供が生まれる
それを世の中は肯定的に捉えるわけです。
子供が欲しいと思うのは個人の自由ですが、子供からしたら
産んでくれと頼んだわけではない
ということですね。
今の世の中においてこの問題というのはしっかりと考えて
生きていかねばならないなと私は感じています。
■ 反出生主義とは
反出生主義(はんしゅっせいしゅぎ)とは、「生まれてくることは良くないことだ」という考え方です。簡単に言うと、「人間は生まれないほうが幸せだ」という主張です。
子供向けの分かりやすい説明をすると、反出生主義は次のようなものです:
1. 痛みと悲しみ:
生きる中で、痛みや悲しみを経験することが必ずあります。怪我をしたり、悲しいことがあったりするのは、誰にでもあります。反出生主義では、「生まれてこなければ、こうした痛みや悲しみを経験しなくて済む」と考えます、
2. 幸せと喜び:
もちろん、幸せなことや楽しいこともたくさんあります。でも、反出生主義者は、「生まれてこない場合、幸せを経験することはできないけれど、その代わりに痛みや悲しみも経験しない」と考えます。
3. 選択:
生まれてくることは、自分で選べるものではありません。反出生主義者は、「もし選べるなら、誰も痛みや悲しみを経験したくないはずだ」と考えます。だから、生まれないほうが良いという結論に至ります。
結論
反出生主義は、「生まれてこないことが、一番の幸せであり、最良の選択だ」とする考え方です。
■ 莫大な引きこもり
今日本において146万人以上の引きこもりがいると言われています。
「ひきこもり」推計146万人 主な理由“コロナ流行”内閣府調査
学校へ行けなくなり、そのままずっと家にいるのです。
実質賃金が26ヶ月下がっている今の日本において、子供をずっと家に置いておくのは本当に厳しい状況になってきました。
引きこもりになる家庭というのは
基本的に母親が過干渉で父親が無関心というパターンが多いと言われています。
ただそもそもこの現代に生まれてくる、という状況自体、引きこもりになりやすい土壌があるのでと思うのです。
ここ②で思い出すのはネズミの楽園、と言われる実験です。
■ネズミの楽園
「楽園実験」(Universe 25 Experiment)は、1960年代にアメリカの動物行動学者ジョン・B・カルフーンによって行われた有名なネズミの実験です。この実験の目的は、限られた空間での過密状態が社会的行動や個体数にどのような影響を与えるかを調べることでした。
実験の概要
1. 環境の設定
:カルフーンはネズミたちに「楽園」と呼ばれる理想的な環境を提供しました。この環境には、無制限の食物と水、適切な気温、そして広い住居スペースが用意されていました。
2. 個体数の増加:
初期段階では、ネズミたちは順調に繁殖し、個体数が増加しました。
3. 過密状態
個体数が増加し続けると、次第に過密状態が生じ、ネズミたちの行動に異常が現れ始めました。
4. 社会的崩壊:
過密状態が極限に達すると、ネズミたちは正常な社会的行動ができなくなりました。攻撃性の増加、繁殖の減少、親ネズミによる子ネズミの放棄など、さまざまな問題が発生しました。
5. 個体数の減少:
最終的には繁殖がほとんど行われなくなり、ネズミの個体数は急激に減少しました。
結果と考察
この実験は、過密状態が社会的崩壊を引き起こすことを示しました。カルフーンは、この現象を「行動シンク(behavioral sink)」と呼び、人間社会にも同様の影響が現れる可能性があると警鐘を鳴らしました。
この時、特にオスネズミの中には、ニートネズミとなって何もしない、というネズミが出てきました。このネズミが最後まで生き残り、そして何もしないので、そんまま滅んでいったということです。
つまり、世の中が進めば進むほど、ニートネズミが出てき、何もしない、そして滅びていく、ということになります。
■ 子供は作らない方が良い
私は、子供は産まない方が、いいだろうと思います。
この世界はただ無常であり、どうなってもそれはそれ、と考えます。
安易に快楽に負けて子供を作ってしまうと、人生はハードモードになり
子供を苦しめることになります。
快楽の果ての産物、となっている夫婦がいかに多いか
しかし、それを指摘すると逆ギレしてくるし、言い訳をずらりと並べて自分たちは悪くない、と言います。
そして挙句に年をとってから、自分たちが育てたくせに若いやつやダメだ、とか言い出す始末。
子供がいないことのメリットは
1、お金が節約できる
2、子供を苦しめなくても良い
3、家庭に縛られることなく自由に生きれる
不倫 50% 托卵 10% 離婚 30% これでも男性は結婚する?
■まとめ
先日、最近の子供は生活保護を受給することを夢だという人が出始めているという話を聞きました。
いよいよここまで来たかと。
つまり、何もしないで生きていくことが一番安全だということを知ってしまったのです。
身勝手に子供を作り、その子供を餌に自分たちが幸せだと周りにアピールする
これが現代の浅ましい大人たちのあり方です。
だから子供達はその反抗心として、
何もしない
という行動をとるのではないかと思うのです。
中国の寝そべり族なども同じかもしれません。
さあこれは、周囲にいかに自分たちが幸せであるかを示してきた夫婦にとっては最大の敵です。
本当に今の子供たちはかわいそうです、親のエゴに振り回されて、やりたいこともないのに
無理やり生きていかねばならない、苦しみ以外の何者でもありません。
だからこそ子供たちのことを思えば反出生的になる方が良いのでしょう。
私は反出生主義者というわけではありませんが、作らない方が身のためだということです
そして独身男性としてこの世界を最後まで見ていこうと思います。
今後、今の世代がどのような行動をしていくのかも注目して行きたいと思います。