■お題
今日は 家族不要 人間は疲れる・・、ということで書いていきます。
まあ、独身が一番、という話ですが、改めて家族は必要なの?ということですね。
はい、最近アニメも家族の尊さを訴える作品も多く、きっと家族に夢を持っている方も多いと思います。
スパイファミリーや、であいもん、は確かに面白かったね。暖かい家族に憧れるのはわかるわ。
しかし、あくまでフィクションなのです。現実の家族は今の時代、本当に必要なのでしょうか。
まあ、未婚率や、離婚率、家庭の悩みを見ていれば明らかにヤバそうね。
アニメやドラマはもちろん楽しんでいただきたいと思いますが、あまり家族に過度な想いを抱かない方が良いと思うのです。
高畑勲監督が昔、ファンタジーの見過ぎで糖尿病みたいになっている、とおっしゃっていましたが、まさにその弊害が我々を苦しめているのかもしれません。
今回は 子供 が欲しい または家族が欲しい、という方にみていただきたいです。
家族を作る、というのはもう時代遅れなのかもしれません。
■ 家族 は時代遅れ
もう、みんな気づいているのです。
他人は煩わしい、ということに
でも本能で孤独を嫌がるから、無理矢理 家族を作ろうとしてしまいます。
しかし、うまく機能していないのは昨今の未婚率や離婚率、を見れば明らかです。
これには複合的な要素が絡んでいると思います。まずは、
一度豊かな時代を知ってしまった我々は賃金が少なくなっているのに昔みたいな大家族に戻れないといいうこと。
女性が貴族の生活をいまだに夢見ていること。
そして、そもそも人との繋がりが必要なくなってきている、ということです。
人と直接会わなくても会話ができるようになる?
とにかく人に怒られることが嫌、人に嫌味を言われることが嫌、人と争いたくない、人の文句が自分を攻撃しているように聞こえる、また、逆に人に優しくされることが嫌、
こういった傾向は現代どんどん加速しています。
実際に退職代行サービス、というのが盛んなのは、時代を表す大きな要素です。
辞めたい、ということを勇気を出して言うのではなく、人を介して思いを伝える、と言うことです。
これは、良い悪いという問題ではございません。
時代の趨勢的にそうなっています。
こういうのを情けない、と言う人がいますが、親子の会話がLINE中心になっていたり、電話したくないLINEで済ます、など知らず知らずのうちに、変わっているのです。
岡田斗司夫先生は、いずれは人と話すときもロボットを介して話すようになるのではないか、と予測されています。
つまり、人と会話するのがしんどい、でも話さなければいけない、だからロボットに話して、相手に合うような変換をして伝える、ということです。
そんなバカな、と最初は思いましたが、退職代行を考えると、確かにそういう未来の入り口のように最近は思うようになりました。
お店なんかでもA Iが接客したりする方が相談しやすく、売り上げも上がった、と言う実験もあるようです。
こうしてみると現代で結婚したり、子供を設けて一緒に暮らす、と言うのは結構無理ゲーであることがわかるかと思います。
■ 家族が煩わしいのは 中国も同じである
中国においても婚活は難航している。
流れ的には日本と全く同じです。
天津出身のチャオ・シュエウェイ(20)も、合コンに行くより、自宅でコンピューターゲームをしたがる友達が増えていると語る。「結婚が目的でなければ、デートなんてしないという人は多い」と、チャオは言う。「ただ、結婚自体に後ろ向きな人も増えている。すごく大変そうだし、子育ての費用もばかにならないでしょう?」
中国婚活ブームの意外な仕掛け人は共産党
また日本より一族からのプレッシャーは大きいようで、レンタル恋人、と言うのがかなり盛んなようです。
しかし、規模がすごいですね。
独身だけで2億人いるらしいです。
■ 結婚がオワコンな理由
こうしたみんなが孤独を求めるようになってきたのは結婚制度の崩壊が挙げられます。
我々の祖父母の頃は「結婚しなければ生きていけない」時代でした。
我々の父母の時代は「結婚したい」時代でした。
そして今は「結婚しない方が生きていける」時代 です。
先ほども言いましたが、今までは経済から述べてきたので、今回は恋愛結婚 に焦点を当てます。
女性はみんな素敵な恋愛をして結婚する、と言う幻に惑わされています。
恋愛結婚という3割弱の人しかできない行為をみんなができる、と思い込んでいることが未婚に拍車をかけています。
なぜ恋愛結婚が廃れてきているのかというと、
とにかく、プロセスが長すぎるんですよ。
この時代の流れの速さに対応できていません。
有体に言えば面倒臭くなってしまったのです。
なぜ恋愛結婚が流行ったのか
まずはドラマや漫画の見過ぎです。
そして、バブルで豊かになった日本で中産階級がお金を持っていたので、洗脳された女性のわがままを聞いて恋愛を楽しんで、結婚する、という余裕があったのです。
祖父母の時代は恋愛なんか無く、結婚していました。
ただし、それは生きていけなからです。
でも、今は一人で生きていけます。
というか、一人でないと身動きが取れません。
家庭不要 理由 子供を持つリスク
さて、子供が欲しい というのは男性でもあるかと思いますが、先ほども言いましたがとにかくプロセスが長すぎます。
まずパートナー選びでいきなりナイトメアの難易度です。
そして付き合ってお試し期間が終了したのち結婚
そして子作りして、子供が生まれる、という流れです。
ここまでには
長い長い道のりがあります。
これを乗り越えるのが一人前と昔は言われました。ただ、これが今では成り立たないのです。
子供も可愛いですが、もうみんなが持てるわけではない
また、引きこもりが多いことも注意すべき点です。
これもいくら家庭環境がよくてもあるリスクです。
日本には100万人以上いると言われていますが、橘玲先生の著書「上級国民下級国民」には、実は事態はもっと深刻で500万人いるかもしれない、というありえない数字すら見えてくる、とおっしゃっております。
500万人もいたら、本当にそこらじゅうに引きこもりがいることになります。
でも、これが成り立つのは親の資金力がある、ということです。
我々の時代にはこんなことはできません。
子供は可愛い、と思いますが、こうしたことを鑑みると、とてもじゃないけど無理だな、ということが見えてくるのです。
■ まとめ 家庭不要 は間違いない
子供が欲しい、家族が欲しい、という気持ちはわかります。
本能ですからね。
しかし、
あまりにもネットによる関わりが増え、ネットの距離感が当たり前になってきました。
価値観が合う人たちで構成されるので、家族やリアルの人々は、昔より絆は薄くなり、むしろ、そのしがらみが煩わしいと思うようになりました。
これが悪い、というわけではなく、そういう時代、と受け止める方が良いのではないかと思っています。
だから、これに併せて私たちもバージョンアップしていく必要があるでしょう。
家族だって人である必要はない。
これからはアンドロイドの世界がやってくるでしょう。
リアルな家族を持つ人は少なくなるのかもしれません。
まあ、私は、お金ないし、ドールで満足しているので大丈夫です。
もう一度言います。
これからは家族を持つのは時代遅れです。
↓↓↓