社会問題

切り取られた綺麗な世界 ホワイト社会は新しい差別

■お題

今日は、切り取られた綺麗な世界 について、書いていきます。

いよいよやってきたホワイト社会。

切り取られた綺麗な世界において

若い人たちはどう生きているのか

そして、こうした若者を相手に
どうやって生きていくのか、

ということをお話させていただきます。

ゼット世代とは

ポイント

Z世代(ジェネレーションZ、Generation Z)は、
一般的に1995年から2010年の間に生まれた世代を指します。

ただし、この期間は研究者や専門家によって若干の違いがあります。

Z世代は、ミレニアル世代
(1981年から1994年の間に生まれた世代)の次に来る世代で、現在の若者世代に該当します。

Z世代は、デジタルネイティブとして育ったことで知られています。
彼らはインターネット、スマートフォン、ソーシャルメディアが日常生活に欠かせないものとして成長しました。

そのため、情報技術に精通し、
オンラインコミュニケーションやネットワークを活用する能力が高いとされています。

また、Z世代は、多様性を受け入れる価値観や持続可能な環境への関心が強いことが特徴です。

これらの要素は、彼らの消費行動や働き方、
政治的関心事にも影響を与えており、今後の社会や経済の動向を大きく左右すると考えられています。

■ホワイト社会

岡田斗司夫先生はこれからはホワイト社会がやってくるとおっしゃっています。

綺麗で美しい世界、優しい良い人がたくさん溢れ世界は平和になる。

美しくて良いものがさらに地位を得てそれをめざして皆優しく穏やかそんな時代になる。ということです

確かに最近の若い方々は非常に素直で穏やかな人が多い印象があります。

もちろんいろいろネットで問題起こす人もいますがそれは我々の頃も変わりません。

むしろ SNS の恐ろしさを垣間見たという感じです。

そしてこのような事件を通してさらに規律を守り穏やかな人が増えていくのです。

■Z世代の恐ろしさ 

先日の野球で大活躍した大谷翔平選手は我々が想像できないほどのお給料を得ています。

しかし彼の生活は本当に質素です。

自宅と事務の往復だけで食事も全て家で作る。
全て一人でこなし、せいぜい通訳の水原氏と遊びに行くくらいだそうです。

これがまさに Z 世代の恐ろしさです。

あれだけのお金を持っていながら全く遊び呆けることはせず散財をしない。

誰も何も文句を言えません。
何一つ間違ってないのです。

パパラッチが絶望して帰ってったという話もあるくらいです。

これくらいの年であれば何かしらトラブルを起こしそうなものですが、
さすがとしか言えません。

他の若い優秀な人も同じで本当に何もしません。

節約をして
無駄遣いをせず
異性とも遊ばない
素直で穏やか

■消費社会の終焉

このような Z 世代が生まれた背景には、
やはり私たちのが消費社会を生きてきた人間の反動であると考えています。

よく彼らを覇気がない、やる気がないという表現をいたしますがこれは違います。

彼らが怠けているわけでも何でもありません。

単に欲を刺激され、
奴隷のように働かされていた私達の時代が終焉を迎えたということです。

お金や名誉、性欲といったものを刺激され、極限まで働かされる。

それが美徳であるかのように洗脳されます。
さらには結婚し子供を授かることによって身動きを取れなくさせます。

どうやっても逃げられない状況を作り出され地獄の日々を歩むのです。

特にここ数十年は、
大した金額がもらえるわけでもないのに私たちは限界以上にこき使われています。

しかし、
Z 世代からすればミニマリスト的な生き方に抵抗はなく
最低限生活できれば問題ないと思っているわけです。

そうであればここまで働く必要もなく、
そのギャップに私たちも彼らも違和感を覚えているわけです。

■もうそこまで働かなくてもいい時代

今までがこうだったから、というものは通用しません。
時代は移り変わっていきます。

この数十年は情報革命といわれる時代です。
アルビン・トフラーが言ったように第三の波と言われ
農業革命や産業革命に匹敵する社会の変革が起きています。

私たちの生きてきた時代から急に変化をしております。

つまり、
今後は若い人たちのような生き方をしなければ
飲み込まれてしまうということです。

素直で穏やかで極力トラブルを起こさない、
それはつまり消費をしない、何もしないということです。

こうすることによって
支出は極限まで抑えられ、そこまで働かなくても良くなります。

このような生き方をサイレントテロという表現をする人もいます。

しかし、このように仕向けたのは間違いなく人類です。

■切り取られた綺麗な世界

さて、なぜ Z 世代がこれほど何もしない穏やかなのか。

これは情報革命が関わっています。

何をするにも情報が拡散してしまう時代、
一つは、一時の快楽のためにハメを外すと拡散され酷い目に遭う、
ということを子どもの頃からよく分かっている。

先日のスシローの事件など例外もありますが、
ああいう事件を見て、さらにその意志は強固になっていきます。

また、何かに取り組んでも、自分の上位互換をすぐに発見してしまう、ということです。
YouTubeを見ればいつでも自分より上で到底到達できない人を発見してしまうのです。

なので、夢を見るということにシビアになっています。
↓↓

自分らしく生きる 残酷さ! 夢を持たせ 絶望させる国家

逆に、才能がある人は全てを捨てて一つのことに集中する
大谷選手や藤井聡太竜王のような人たちが誕生するわけです。

しかし、これは同時に消費社会の終焉を意味しています。

情報革命と同時に30年のデフレ不況によって

我々もそうですし、若い人たちもお金がありません。
なのでそれに適応しているという側面もあります。

お金を使わず何もしない

私たちは経済というもののあり方を根本から考え直さなければいけない時代に生きているのかもしれません。

切り取られた世界の外は?

最近、政治のスキャンダルが相次いでいますが、まさにホワイト社会からの攻撃を受けています。

綺麗でないものは排除されるのです。

ルッキズム、と言われる見た目至上主義はこれの一つの流れです。

顔もそうですが、生き方、性格、全てが綺麗でなければいけません。

ただ、ぶっちゃけ言えば、その切り取られた世界の外はどうすんの?と思うのです。

見えない世界に全て汚いことを押し付けて綺麗な世界で生きてく綺麗な人たち。

私たちは、こうした、ホワイト社会の外に弾かれないように、何もしない、生き方で対抗していかねばなりません。

これは、綺麗な世界とそれ以外を差別するための仕組みだと思っています。

綺麗ではない人は、何をさせても許される、だから汚い仕事を押し付ける、ということになります。

世界は奴隷を誰にするか、ということで押し付けあっているのが今の世の中です。

美しい夫婦に可愛い子供、可愛いペットに、綺麗な家、綺麗な車

このような綺麗な生き方を実現させるために嫌なことをこちらへ押し付けてきます。

綺麗でもなんでもない、裏は歪んだ洗脳思想の塊ですが、それでも抗えない。

だからこそ、質素でミニマリズム的な生き方をすることで生き残るしかない

と私は考えています。

まあ、この辺りはまだ、考えが煮詰まっていないので、また、定期的に記事にしたいと思っています。

■まとめ

先日とある有名な声優さんが不倫をしていたということで世間から徹底的に叩かれました。
当然、良くないことなのですが、今の時代は、社会的な地位を全て失うほどダメージがでかいのです。

まさにホワイト社会、
綺麗なもの美しいもの良いもの以外を排除していくという残酷な世界が始まっています。

このような事態を考えると結婚というのはやはりリスクが大きすぎると言わざるを得ませんね。

何もしなければ、批判もされません。

ゆっくり静かに、1人で生きてく、これが一番です。

こんなことを書いてしまう、このブログも当然その波に飲まれていくことでしょう。

アダルト業界も無事では済まないかもしれません。

実際、先日私のTwitterのアカウントがバンされました。
別にセンシティブな内容を発信していたわけではありません。

同じドールアカウントも被害にあったようです。

何もしていないのにイメージだけで排除されてしまう可能性があります。

本当に怖い時代です。

生き残るためには何もしない、ということを心がけていきましょう。

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